朝、高校で講義のあと、夜はメディアスエフエムで市民パーソナリティー養成講座。相変わらずこちらが気づかされることばかり。

高校では年度末の締めに入ってきていて、きょうは「はい、みんなで考えてごらん」と、ある意味放ったらかしにしました。崩壊するかな、と思ったけど、ひとつのものを作っていく姿勢を見せてくれたので、びっくりするやら、感心するやら。

声優になりたい、ってことで興味は持ってるんだから、そこを刺激するような教材を作れば意欲的にやるんだなあ、と痛感しています。なごみすぎちゃってるかなあ…と思うこともあるけど、彼や彼女たちの言葉を注意して聞いていると、台本と関係ない話をしているようできちんと役作りの話し合いをしているんです。きちんと向き合ってるんだよね。そこに「もっと集中して取り組め!」って言ってもきょとんとするだけだろうし。

市民パーソナリティー養成講座の方も、まずはやってもらって「見えてないところ」を探す作業をしています。そこを説明して2回めをやってもらうと、確実に直してくるんです。「まずは基礎練習!」も大事だけど「まずは作ってみる!」も大事だなあと思うのです。