折出けんいちのウェブサイト

名古屋を中心に活動する、ラジオパーソナリティー/スポーツアナウンサー/声優/朗読家。

x 日記

ナレーションのコツ

午後、テレビをつけたら、高校野球の中継をやっていた。あと一人でゲームセット、中京大中京が優勝するというシーン。

ところが、相手チームがどんどん点を入れていく。3点差、2点差、そして1点差…。思わず Twitter で感情をつぶやいてしまった。フォロワーの人で中継を見聞きしていない人にとっては、ちょっとした中継になったかもしれない。

結果は、10対9で中京大中京が勝ち、優勝。松坂大輔投手が甲子園の決勝戦でノーヒットノーランをした試合も面白かったけど、こういうじわじわ追い上げる試合もまた面白い。

病院へ。手のイボはすっかり影をひそめたようだ。あとは足のイボだけ。パッと見は、治ったように見える。

「じゃ、ちょっと削ってみましょう」と、ナイフで固くなったところを削る。削ったところに、黒い点を発見! いわゆる芯というやつだ。「これがまた大きくなるんですよねえ」と、液体窒素でジューッと、患部を焼かれる。うー、まだ残ってたか! しつこいなあ。

事務所で読み方のレクチャー。きょうは外部の方もいらっしゃいました。原稿を読んでもらって、ここがこうで、そこがそうで…と教えさせていただいたら「きょうはナレーションの読みを教えていただけるとのことですが…」と言われる。あ、ちょっと基本的なことに時間をかけすぎちゃったかなあ。

ま、基本は一緒なんですけどね。「書いてあることを理解して伝える」っていう。その上で細かいテクニックがあるんですけど、まずは気持ちが入ってないとダメですよね。テクニックだけ伝えることもできるけど、それじゃあ順序が逆だもんねえ。それをきちんと言ってから「ナレーションは、音域と読み出しと間の取り方に気をつけて」と伝えたつもり。もうちょっとそっちに特化した方がよかったかなあ。

読みの訓練を受けてきた人は、ある程度読めるようになってる。でも、その次に「どうしたら相手の感情に訴えかけることができるのか」ってことを考えないと「その他大勢」のカテゴリーの中にずっといることになると思う。

…というのは、自分に言ってるんだけどね。今、朗読をやろうとしてるんだけど、真っ先に考えるのは「伝わってるかどうか」なんだよね。そうそう、全然関係ないけど、ホントにうまい人は「メニューを読み上げて、相手を泣かせることができる」らしいよ。これ、誰の話だったかなあ?

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