仕事で使ったナレーション原稿をスキャンして、Eveonote に保存。

今年から、手元に残った原稿はこういう形で取っておこうと思いまして。毎週レクチャーしてると、読むものにどうしても困ってしまうんです。別に原稿でなくても
、新聞やフリーペーパーの記事でもいいんですけどね。ただ、いろんなタイプのもので読んだほうが仕事で対応できるしね。ニュースの文体とCMの文体は、やっぱり違うもの。

それにしても、スキャナーですよ。プリンターの複合機として何年も持ってたけど、使ったことがなかった。スキャンしても、それを自分が何に使うか想像できなかったんです。なんとなく、文字もあんまりキレイに読み取れないんじゃないかって思ってた。

最近はスキャンした文書の文字を検索できるようにもなりつつあるし、そのデータをもう一回プリントアウトしても、スキャン前とそんなに変わらない感じがするから、教材の資料として保存しておいてもいいかな、と思うようになり、今年から実行です。スキャナーの精度は上がってるんだなあ…って、ボクの感覚は20年近く前で止まってたんですけどね。

スキャンした原稿は、どこでもプリントアウトできるように Evernote に保存。原稿を持ち歩かなくても、出先にネットにつながったパソコンとプリンターがあれば、そこから取り出すことができる。…あ、そうか。iPad にも表示させることができるんだ。

こないだ、アップルが電子書籍が簡単に作れるアプリを無料でリリースしました。もうちょっとすると、教科書を iPad のようなタブレット端末で読むというのもめずらしいことではなくなるんでしょう。もちろん、紙の上に手書きで書き込むということがなくなってしまうとは思わないけど。手書きはやっぱり、早く書けるし、楽だからね。

これから数十年は、電子書籍と紙の本のような、デジタルとアナログの揺れが多いのかなあ。あと一世紀したら、住み分けもきちっとできるかもしれないけど。…ボク、この世にいないなあ。デジタルとアナログ、うまく使い分けられるかな。