さて、それではここで、きょうから名前が変わった旧中京大学文化市民会館、日本特殊陶業市民会館の発音のコツを教えましょう。

「にっぽんとくしゅとうぎょうしみんかいかん」は、意外と言いにくいですね。ポイントは「ぽ」と「と」を、ちょっと強めに、リズムをつけます。「にっ『ぽ』ん『と』くしゅ『と』うぎょう」…ほら、言いやすくなったでしょ? あと、ホールの名前も大ホールが「フォレストホール」、中ホールが「ビレッジホール」に変わりました。「大きな森、中くらいの村」と覚えましょう。

5年前に「名古屋市民会館」が「中京大学文化市民会館」に名前が変わった時、当時講師で行っていた専門学校の式典の会場が変わったんです。事情を知らない方から見たら「なんで中京大学でやるの?」って混乱するからかもしれないね。

コンサートの告知をするナレーターさんは、5年かけて口が慣れたところでまた最初から…ってことになりました。「日本特殊陶業市民会館フォレストホールで開催!」というフレーズに慣れる作業が始まる。ましてや最近はコメントを詰め込んで早口で読まないといけない原稿もあるからなあ。

ボクはどうしても違う会社の名前が一度頭の中に浮かんでしまいますが、こんなことを書き記すとしかるべき時にとんでもない間違いをするかもしれないので、控えておきましょう。