事務所で読み方を教えた後は、名古屋市中区の「ボクモ」で朗読ライブ。もう80回近くになります。その時にいるお客さんの雰囲気で読むものを決めていますが、きょうは今までに一回も味わったことのない感じでした。

いつもはお仕事帰りっぽい、スーツ姿の男性の組かカップルが多いんですけど、きょうはコンパっぽい雰囲気のテープルと、女子会っぽいグループのテーブルがありました。週が始まったばかりなのにもう週末っぽい、にぎやかな雰囲気だったのです。月曜にこの雰囲気はめずらしい。

きょうは寒いから、新美南吉「手袋を買いに」を読もうかなあと思ってたんだけど、予定変更。「ブレーメンの町楽隊」「はだかの王様」「注文の多い料理店」の3本をチョイス。

ワインを飲む、おいしい料理を食べる、おしゃべりを楽しむ、の中でのBGM代わりの朗読。読む前にタイトルをテーブルに配ってもらってますが、その時に「懐かしいな」とか「これ好き!」という反応はいただいております。読んでる時にはどんな風に聞いてもらってるかは分かりません。みなさんそれぞれのテーブルで盛り上がってますからね。

朗読が終わって、閉店近くになってもまだまだお客さんの波は引かない。いつもの月曜の雰囲気じゃないなあ。そんな中での朗読は貴重な経験でしたよ。