ミッドランドスクエアシネマで「アウトロー」を観る。ストーリーをより深く理解するには、英語が分からないといけないかもなあ。こんなに英語を勉強しようと思った映画はなかったよ。

真昼のピッツバーグ郊外で無差別に6発の銃弾が撃ち込まれ、5名が命を落とすという事件が発生。警察は事件発生後1時間という早さで、元軍人で腕利きスナイパーだったジェームズ(ジョセフ・シコラ)を容疑者として拘束する。だが彼は容疑を全面否認し、かつて軍の内部で一目置かれていたジャック(トム・クルーズ)への連絡を求める。

引用元:映画『アウトロー』 – シネマトゥデイ

観終わったあと、この事件の真相を頭の中でプレイバック。えーと、たぶん…こういうこと…なんだ…よね? と、ぼんやりした感じ。いや、きちんと本編で説明はされていたんだけど、言葉での説明はどうしてもぼんやりしちゃって…。

字幕だと字数の制限もあるから、言っていることをまとめないといけない。その中で、どうしてもこぼれてしまう微妙なニュアンスは日本語では分からないんだよなあ。この作品、そういうところが分かるともっと楽しめるかも。

あと「あ、この人、ジャックに恋心を持ったな」というのが衣装で分かった。その他のシーンでも「あ、今、ジャックこと、ちょっと『いいな』って思ったでしょ」ってのが分かったりして。映像でちょっとほのめかしている、という部分があるからこそ、言葉の方もカッコいいセリフがいろいろあったんだろうなあ、という気がしてならない。

じゃあ、吹き替えで観れば分かるのか、というと、やっぱりちょっと違うだろうし。この作品に使われている言葉が分かると、面白さやカッコよさが増幅されるんじゃないかなあ。ちょっとくやしい。