ミッドランドスクエアシネマで「ジャンゴ 繋がれざる者」を観る。奴隷だったジャンゴがキング・シュルツからいろいろ学び、いつの間にか師を超えて行く。ボクにはそんな風に見えました。それはセリフがあったわけではなく、ふたりの行動から感じたんですが。

ジャンゴ 繋がれざる者 – オフィシャルサイト

1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところに妻がいることを突き止め……。

引用元:映画『ジャンゴ 繋がれざる者』 – シネマトゥデイ

ジャンゴの成長を見ているとおもしろい。いつの間にか師とも言えるキング・シュルツも超えたんではないか、と思う。そんな理性的なシーンがあちこちに散りばめられている。当時の奴隷制に対する強力なメッセージを発しているようにも見えました。

アクションもあったけど、言葉の応酬がすごかった。一歩間違ったら自分が危険になる、ひょっとすると殺されてしまうという状況に、言葉を使って入っていく。

そんな緊迫感がピークに達したところで一転、激しいアクションシーン。見ているこちらも、それまでの緊張を解き放ってくれる。こちらの感情が見事に操られている、そんな感じでもありました。