自分でも怒りの沸点がどこにあるのか分からないなあと思ったできごと。カツカレー頼んだのに、カツが乗ってないカレーが出てくるなんて…。それを黙っていただくなんて…。

別に、カレー専門店に入って、いろいろあるトッピングを忘れた感じじゃない。一般的な喫茶店で、いろんなメニューがある中にカツカレーがある。つまり、カレーを頼んだらカツを乗せる以外、トッピングはないんです。

それなのに、カツなしカツカレー…。あまりにも堂々と出されたので、最初は間違いに気づかなかったほど。じわじわと「あれ…?」という気持ちが生まれてきました。

いろんな理由を考えましたよ。お昼時でカツを切らしちゃた、とか、あとから揚げたてのカツが出される、とか。そして、その全ての可能性を否定されたのは、3つとなりのテーブルにカツカレーが出された時。あー間違いない、カツ乗せるの忘れられたんだ…。

別にクレームを出すことなく、黙って食べて、代金を払って出てきました。なんか「どうでもいいこと」のように感じちゃって。食べられたんだから、それでいいじゃない、と。

自分ひとりがかぶってしまえばいい、って思ったから「ま、いいか…」と思ったのかなあ。これが守るべき誰がにやられたら、怒ったかなあ。こういう無関心さが今の社会を作っているのかなあ…と、最後は考えが大きくなっちゃって。

出されたものが間違いなく出てくるのはありえない、なんて思ってるからかなあ。なので、間違っていても「ほーらね」と思って、それっきりにしちゃう。それに、そういうことが起こっても気づかないお店を選んじゃったっていう、こっちの責任もあるしね。ちゃんと食べたいなあ、と思ったらそういうランクのお店に入らないと、と思ってるんで。

これ、ほとんどの人が納得できないって思うんですけどね。人からは何もされない、人に過剰に期待するな、ってのが、ボクの心の根底にあるみたい。こういうの、アガペーって言うんですか? 違いますね。