午前の新幹線で名古屋に帰ってきて、夕方から東海ラジオ。

「衝動買いさせる技術(松本朋子・フォレスト新書)」を読みました。たぶん心理学に近いようなことなんだろうな、買い物にどうやって応用するんだ…? と思って読んでたんですが、そういうことではなかった。

言葉に頼っても、しょうがない。長い文章は、読まない。そうだよね。例えるなら、街を歩いていて「すいません、このアンケートに答えていただけませんか?」と声を掛けられるようなものじゃないですか? 立ち止まって回答する方が珍しいでしょう。

パッと見て、理解できる言葉の長さ。しかも、イメージが広がるようなもの。キャッチコピーと言われるような、言葉を練ったものではなく、スッと心に入っていくもの。そういうものを見つけると、買う人の心にも届くんだろうね。

そのあとに、買ったまま読むのを忘れていた BRUTUS の糸井重里さんの特集を読んだけど「あれ、これって、同じようなこと言ってない?」と思うことがあった。2012年が本格的に始まる前に、いいものを読んだ。