午前、三重県津市でナレーション録音。そのあと三重県立美術館へ。

今「トリックアートの世界」という展示をやっている。目の錯覚を利用した絵やディスプレイなどをじっくり見てきました。

いろいろ見る方向を変えながら、必死に頭を回転させる。頭が固まってると、ひとつの見方しかできなくなるものです。へこんでるように見えるものも、見方を変えればでっぱって見えてくる。そのとき、頭の一部分がかゆくなるような、熱くなるような、そんな感じになる。頭使ってるぞ、って気になるよね。これも錯覚でしょうか。

あと、ものすごく写実的に描くことも、トリックアートのひとつ。「え? これ絵なの?」っていうふうに、観てる人をビックリさせるんですね。ポストカードを買ったけど、この水滴のひとつひとつ、写真じゃなくて描いてるっていうんだから、すごいねえ。

水滴が書かれた絵のポストカード

幾何学模様の絵画もありました。こういうものはコンピューターを使えば比較的簡単にできるようになってるんだろうね。それを昔は線を引いて、ポスターカラーで描いていたんだ。そういえば、美術の授業でやった気がする。

学校でも、美術の授業の一環でコンピューターを使うことをすればいいのに。レタリングも、フォント指定で一発だよ。今、写真を加工するものはいろいろあるから、こんな鉛筆画のように見せることだってできるんだよね。

犬の鉛筆画

名古屋に帰ってきて、夕食はビールとマリネ、それにズブロッカ。金曜日の夕方6時、周りも仕事終の人たちでいっぱい。ほお、これがいわゆる「仕事終りの一杯」ってやつかあ。こんな時間から飲むことはほとんどないから、妙に新鮮だ。こんな楽しいことがあったんだねえ。