そろそろ年度末が近づいてきて、ボクが手がけているレクチャーの仕事も区切りがつきます。きょうはメディアスエフエムの市民パーソナリティー養成講座。今回と次回で、おしまいです。

5分程度のコーナーを企画・構成してきてください、それを収録します、という形。そんなのやったことないでしょうし、だいたい、コーナーってどうやるのか分からないはず。そうでしょうね。コーナーとは…えっと…あれ…どう説明すればいいんだ?

ラジオに慣れ親しんできてると、コーナーってなんとなくこういうものってのは分かる。でも、知らない人にはどう説明したらいいんだろう。

受講生のみなさんが「こんな感じかなあ」というようにマイクの前でしゃべる。それを聴いていて思ったのは、コーナーって、何かやりたいことを、さまざまな演出を使うってことなんだね。

たとえば、起こった出来事をトークするだけではコーナーにならない。それに「それを踏まえた川柳」をトークの前に発表することでコーナーになる。締めにもう一度その川柳を言ってもいいよね。

あと、普通の英会話講座みたいな感じじゃなくて「自分がこういう経験をして、このフレーズを覚えました」って構成にしたら、自分らしいコーナーになるよね。どういう切り口でやるか、ってのも大事。

ただのトークじゃなく、演出をしていくのがコーナーなのかなって思いました。ボクもね、やっているふたつの番組についてコーナーを考えないといけないんだけどね。これがまったく思いつかないんだよねえ…。誰に向けているか、っていうのがはっきりすれば、思いつくのかもしれないけど…。