午後、ラジオ・ラヴィートのグランパス実況中継のため豊田スタジアムへ。J1最終節、名古屋グランパス対サンフレッチェ広島を実況する。

お客さん一人ひとりにボードが配られ、選手が入ってくるときにそれを掲げる。スタジアムが真っ赤に染まる。そして、ホーム側のサポーター席のマスゲームでは、一文字が。「上の席に文字を作ったのは初めて」とは、解説をお願いしているサポーターズアソシエーションの関谷憲生さんのお話。「GO TO ASIA」。サポーターはさらなる高みを目指している。

GO TO ASIA

試合は前半、ケネディ選手がヘディングシュートを決め先制。自身通算17得点と、得点王争いから一歩抜けだした形になる。そして、マギヌン選手もゴールを決める。この試合が最後になるマギヌン選手、最後にサポーターの思い出になるゴールを決めてくれた。サンフレッチェはアディショナルタイムで李忠成選手がゴールを決め、2対1で前半終了。

後半、グランパスはケネディ選手にボールを集めるも、ゴールが決まらない。サンフレッチェはグランパスのゴール前にボールを運ぶも、グランパスのディフェンスがボールをはじき出す。そして、そのまま試合終了。2対1でグランパスがホーム最終戦を飾る。

試合後のセレモニー。今シーズンがいつもと違うのは、優勝しているということ。リーグ優勝はすでに決めていたけど、まだ試合が残っているということで優勝のあいさつはなかったグランパス。すべてのリーグ戦の試合を終え、改めて楢崎選手とストイコビッチ監督からあいさつがありました。そして、ピッチを一周してサポーターにあいさつ。選手も、そしてスタッフも一緒になって勝ち取ったリーグ優勝でした。

これで今シーズンは終わり。しかし、天皇杯が残ってるし、次のシーズンに向けて準備も進んでいる。来シーズンも楽しみだなあ。