ミッドランドスクエアシネマで、映画「BLACK & WHITE」を観ました。ボクが行ったのは最終日の最終回。ひと月以上公開してたんだけど、タイミングが合わずにいたんです。上映中ずっとニヤニヤしっぱなしだった映画は、これが初めて。おもしろかった!

ある日同じ女性ローレンに恋してしまった、親友でもあるCIAの最強コンビの〈危険なロマンチスト〉FDRと〈知的な紳士〉タック。知らずに同じ女性とデートを始めたことで、公私において長く築き上げてきた友情の絆が試されることに。互いに譲れないほどの恋に落ちてしまった2人は、ローレンのハートを射止めるために恋の全面戦争を開始する。スパイのあらゆる諜報テクニックを駆使して、ローレンの好きなものから男の趣味……あらゆることを調査し、挙げ句の果てに相手のデートを監視&妨害するなど事態はさらにエスカレート。親友が恋の敵となったイケメン2人の恋愛闘争は、史上最大の“職権乱用”バトルへと発展していく!
一方、元彼をひきずりながら一人さみしく過ごしていたローレンは、自分の幸運が信じられずにいた。突然、ゴージャスな非の打ちどころのない2人の男性が目の前に現れ、その両方とデートをすることになったからだ……。

引用元:映画「Black & White / ブラック & ホワイト」オフィシャルサイト

ちょっと「あぶない刑事」の雰囲気があるなあ、と最初は思いました。オープニングはFDR とタックのキャラクターを描き、これからのストーリーに絡んできそうな事件が幕を開けるのか…と思ったけど、事件はほとんど関係ない! ずーっとローレンを取り合ってばっか!

出会ったばかりの FDR とローレンの会話がかみ合っていないのがおもしろくって。彼女の趣味に無理に合わせていく男の図。ローレンの家に FDR とタックが盗聴器を仕掛けるシーンは、ダンスっぽくってうまく撮ってるなあと思いました。

さて、ローレンは FDR とタック、どっちを選ぶのか…。そのシーンも、頭でなく本能で選ぶ演出になっている。「ああ、まあ、本能でそっちを選んだんならしょうがないか」と思った。周りがどうこう言うものではないもんね、こういうのは。まあ、こう思うくらいだから、ボクの願いが通じなかったってことだけど。

最終日の最終回は、20代女性が多くいた。終わってから口々に「おもしろかったねー! かっこよかったねー!」と感想を言い合っている。どっちを見てかっこいいと思ったんだい? FDR 役のクリス・パインかい? タック役のトム・ハーディーかい? あと、ローレン役のリース・ウィザースプーンは前田敦子さんに似てるなあと思いました。