一日、メディアスエフエム。

3時間の生放送中、カードゲーム「アップルトゥアップル」を使ったゲームをしてます。一方のカードに書かれている言葉をふさわしく言い表しているカードを選ぶ、というものです。

正否は判定者に委ねられるので、こちらが「これだ!」と思っても判定者のセンスが違うとバツになってしまいます。

で、最初に「陽気な」という言葉が出ました。そこでボクが持っているカードでちらっと「これかな?」と思ったのが「私のベッドルーム」というもの。「陽気な私のベッドルーム」、ベッドの横でメキシカンハットをかぶって、両手にマラカスを持った口ひげを生やしたメキシコのおじさんが「ヒャッハー!」とマラカスを振っている。うるさくてしょうがない。そうやってしゃべってる途中で、なぜかフラメンコを踊ってるスペインのお嬢さんが靴をカツカツ鳴らしてるし、サンバホイッスルをピーピープー、ピーピープーと吹いているブラジルのお嬢さんが出てくる。これがボクなりの「陽気な私のベッドルーム」。

さすがにこれはチョイスしませんでした。次に出てきたのは「パワフルな」というカード。さっきのベッドルームに、ボディービルダーのアメリカのマッチョマンが加わる。最後に出たカードは「神聖な」。うわあ、この光景にマリア様が加わっちゃった! ベッドルームは万国博覧会!

もともとのルールを無視してしまいました。全部の言葉をひとつにくっつけるんじゃないんだってばさ。こういうゲームとか、大喜利とか、って、楽しいなあ。あー、なんかまた「連想将棋」やりたくなってきた。

懐かしいですねえ「連想将棋」。ボクの周りで遊んでた連想ゲーム。前の言葉から連想して、次の言葉をつなぐ。その発想の跳びぐあいに相手が「参った」といったら勝ち。あまり発想が跳びすぎると相手も分からないので、その辺りのさじ加減が難しく、おもしろい。

ただ発想を跳ばすだけなら、ひとりよがり。どこまでみんなで「おー! なるほど!」と共有できるか。これが連想将棋の醍醐味です。

「秋」から始めると…手始めに「田」を経由して「天智天皇」辺りまでいきましょうか。そこから「百人一首」くらいまで戻しておいて…「任天堂」にしようかな。そこから…。うーん、どうしようかな…。「京都」にしましょう。あれ? これだと、また「秋」に戻っちゃいそうだぞ? うーん…では「三千院」から「三千里」、一個跳ばしにして「マルコ・ポーロ」、ひねりを加えて「後悔先に立たず」でどうだ?

とまあ、こんな感じになるのが連想将棋です。ひとりでやるのは「連想詰将棋」。あなたも「秋」から始めて、いかがです? 今なら連想将棋名人、薄野山月(こっちのほうが「さんげつ」って読みやすいね。こっちにしよう)さんの添削指導つきです。