高い集中力を求められた試合。一瞬の判断のミスから、だった。

豊田スタジアムで、Jリーグ実況。エフエムとよた(ラジオ・ラブィート)の「GRAMPUS BEAT」で放送されたのは、名古屋グランパス対ジュビロ磐田。

マッチデープログラムは楢崎選手。各選手のチャント集も入っていた。

2016 J1セカンドステージ第15節のマッチデープログラム

前半はお互い、集中力のあるプレーでぶつかり合う。グランパスの各選手のコンディションもよさそう。44分、シモビッチ選手が右サイドで素晴らしい足元のコントロールでして選手2人を抜き去り、クロスを上げる。反応した磯村選手に競りにいった相手がハンド。PKのチャンスを得て、シモビッチ選手がゴール。

さあ、後半をどう盛り上げていこうか。「集中していきましょう!」と実況した2分後、相手にゴールを決められ、同点。そのまま試合終了。1対1の引き分け。

きっかけは、永井選手がボールを相手に奪われたところから。前に行きたいという気持ちが強く出た結果ではあったが、後半開始早々だっただけに、なんとも言えない空気がスタジアムを覆った。

他のチームの結果から、グランパスが再びJ2降格圏に。残りは2試合。Jリーグの神様は毎年、ドラマを最後までつくってくれる。