パロマ瑞穂スタジアムで実況。エフエムとよた、ラジオ・ラブィートの「GRAMPUS BEAT」でオンエアされたのは、J2リーグの開幕戦、名古屋グランパス対ファジアーノ岡山。

チケットは完売。みんな楽しみにしているんだ、この試合を。開幕を。

2017Jリーグ、パロマ瑞穂スタジアムの開幕戦

2017開幕戦のコレオグラフィー

メンバーがすっかり変わってしまった。スタメンの11人のうち、去年まで出場機会が多かったのは楢崎選手だけ。両サイドのウイング、杉森選手と和泉選手は去年も在籍したけど、あとの8人は、移籍してきた選手だ。永井は永井でも、永井龍選手だ。

この永井選手が2ゴール。2対0で、開幕戦勝利。実況では必ず「永井りょう選手が…」とフルネームにしてたんだけど、次の機会では、もういいかな。溶け込みましたよね、グランパスに。

どんなチームになったのかドキドキしながら始まった試合と実況。それがホッとできたのは、前半10分を過ぎたあたりから。グランパスがボールを持ちはじめ、ファジアーノの選手が守っている間を、細かくパスを通していく。

これが今年のグランパスの形だ。それが試合で現れた時に「あ、落ち着いた」と感じました。なにより、こういうことをするんだという約束が選手たちにしっかり伝わり、それができていることが嬉しい。

こんなに安心できるのは、いつ以来だろう。そんなことを思いながら実況しました。なにより、1万8000人以上入ったお客さんの前で、頼もしい試合をしてくれた。きっと「おもしろかった! 強かった! また来よう!」と思った人も多かっただろうな。