「アート・オブ・ラップ」をセンチュリーシネマで観ました。ラップの歴史を語る上で欠かせないラッパーたちが自らの信念を語り、リリックを作る過程を見せ、独自のフロウを披露し、感動です。

映画『アート・オブ・ラップ』公式サイト

1980年代後半にデビューを飾り、現在もヒップホップシーンをけん引するラッパーであると同時に俳優としても活躍するアイス・Tが大物アーティストたちへの取材を行った。ヒップホップに多大な影響を与えたとされるアフリカ・バンバータらがムーブメントの始まりについて語る。そのほかにもエミネムら一流のスターたちが、曲作りの原点や名曲誕生秘話について口を開く。

引用元:映画『ART of RAP (アート・オブ・ラップ)』 – シネマトゥデイ

ラッパーによってスタイルが違うということ、よく分かりました。どのくらい言葉を詰め込むのか、抑揚をどうやってつけるかというのが全然違う。そりゃそうだ、言葉の選び方や自分の体の中にあるグルーヴが誰かと全く一緒ってことはないもんね。

ただ、ボクは全部の言葉を聞き取れない。だから字幕を追うんだけど、比喩的表現の多いリリックは字幕だは読み取り切れないから、たぶん言ってることの何割かをボクは受け止められていない。悔しいなあ。

ラップって、単に言葉遊びをしているだけじゃなくて、そこに強烈なメッセージが入っているんだよね。なので、ラップを本当に理解できるのは母国語のものだけなんじゃないかと思いました。

日本語を母国語にしているボクが本当に理解できるのは、日本語のラップ。英語のラップはグルーヴをカッコいいと思うけど、日本語のラップはグルーヴに加えてリリックにも感動することがあります。「アート・オブ・ラップ」を日本のヒップホップで作ったらどんな人たちが出るんだろう。