半田コロナシネマワールドで「バーフバリ 王の凱旋」を観る。冒頭5分で、バーフバリの魅力にやられました。

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映画『バーフバリ 王の凱旋』公式サイト

ある日、シヴドゥは自分が今や人々の語り草となっている伝説のヒーロー、バーフバリの息子だと知る。彼は父親の家臣カッタッパから父はある人物の裏切り行為により命を落とし、王座を追われたという話を聞く。かつて父バーフバリはカーラケーヤとの戦いに勝利し、国母シヴァガミから王位継承者として認められ……。

引用元:映画『バーフバリ 王の凱旋』 – シネマトゥデイ

##あらすじから始まるので、ここからでも大丈夫

冒頭、前作のあらすじが始まった。しかも、日本語ナレーションつき。これ、日本の配給会社がくっつけたのかな。前作のあらすじをガッツリ流すのは「HiGH & LOW」シリーズも、そうだったなあ。

観終わって、あらすじを観ていたのが正解だったと思ったよ。あれがなかったら、最後にいったい何が始まったんだろうと思ってたかもしれない。そうだ、これは日本語のタイトルについているように「王の凱旋」の話だった。

##プラバースの魅力満載! インド俳優界の「暴れん坊将軍」だ!

バーフバリを演じるプラバースを最大限カッコよくみせる演出の数々は、初めて観るボクでも好きになる。超人的なアクションと、誰からも愛されるカリスマ性。なぜかボクは「暴れん坊将軍」っていうテレビ時代劇を思い出しました。

カッタッパを演じたサティヤラージとのアクションもすごくて、なんかもうマンガみたい。だって、世間話をして歩きながら敵を倒していったり、剣を適当に投げたかと思ったら、きちんと相手に届いているんだよ!

そのアクションの数々が、バーフバリとカッタッパの絆の深さを思わせる。それなのになぜ、あんなことになったのかは、カッタッパの身分のせいだ。

##現代に合わせたストーリー。特に女性の描かれ方

インドの古代王国を描いているけど、現代に合わせて描かれているなと思いました。女性の描かれ方とか、婚姻の仕方について、さりげなく「この世界での正当性」をいれていたりとか。そうだよね、もうそういう時代じゃないもんね。

今の時代で共感できる描かれ方をしているから、インドで歴代1位の興行収入になったんだろうな。プラバースの魅力とストーリーのおもしろさで、お腹いっぱいになりました。

そういう状態で、さあ、終わった、と思ったらまだ続くストーリー。それが、最初に書いた「いったい何が始まったんだ」と思ったこと。いやあ、もうお腹いっぱいのところに、そんなに濃いものをもって来られると……! プラバースさん、まだ暴れますか! これもインド映画の醍醐味だなあ……。