109シネマズ名古屋で「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を観る。この作品も、壮大なストーリーのうちのひとつのピースだ。

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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー|映画 | スター・ウォーズ公式

帝国軍が支配する時代。惑星コレリアで生まれ育ち、自分の力だけで生き抜いてきたハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)は、銀河で一番のパイロットになるという夢を抱いていた。やがて宇宙に飛び出した彼は、チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)という相棒を得る。彼らは、幼なじみの美女キーラ(エミリア・クラーク)らと一緒に、危険な世界に通じたトバイアス・ベケット(ウディ・ハレルソン)が率いるチームに加わり、壮大な冒険に身を投じる。

引用元:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (2018) – シネマトゥデイ

スター・ウォーズの新作は飴細工のようなもの

スター・ウォーズの新作を21世紀につくる、というのは、繊細な飴細工をつくるようなものだとボクは思っています。

1980年代につくられた美術設定を生かさないといけないから。30年ほど経った2010年代、テクノロジーは大きく進んだ。まさかインターネットがこんなに普及するなんて思ってなかったし、テレビがこんなに薄くなるなんて、思ってなかった。

1980年代ではじゅうぶん未来的なデザインだったものも、今は古くなってしまっている。だから、新作ではあるけれど、どこか古典を観ているような感じになってしまうのです。

たとえば、この作品に出てくるある装置だって、今だったらもっと洗練されている。でも、今のデザインにしてしまったら、それはもうスター・ウォーズではなくなってしまう。

これまでにつくり上げられたスター・ウォーズの世界観を大きく崩すわけにはいかない。シリーズの整合性を取りながら、どこまで現代の感覚に合ったテクノロジーを取り入れるのか、そのバランスを取るのがとても難しいものです。だから、繊細な飴細工。

気になったところを、あとから情報収集。それがスター・ウォーズ

この作品を観るには、スター・ウォーズがどういうストーリーなのかをしっかり把握していないと、その魅力をじゅうぶん受け取ることはできない。まあ、そういう人が観に行く作品なんだろうけど。

あるいは、観たあとに内容をおさらいするべく、いろんな情報を仕入れること。これもスター・ウォーズの楽しみ方のひとつであり、こうやってだんだんハマっていくのは、よく分かる。

壮大なスター・ウォーズの物語のひとつのピース、として観ることができるか。今後公開されるスター・ウォーズのシリーズにも、ずーっとついて回る難しさだろうなあ。