肩書き捨てたら地獄だった」を読んで一番ゾッとしたのは、独立した直後の仕事がない時のエピソード。自分のことにもちょっと重なって、人ごととは思えなかった。

会社を辞めて独立すると苦労するのは聞いたことはあるけど、こんなに壮絶な話は聞いたことがない。明日をどう暮らすかということが、こんなにリアルに書かれているとは。

お金がないというのも辛いけど、仕事がないっていうのはもっと辛いよね。独立するというのは、自分で一から仕事を作っていくこと。そして、会社の肩書きがなくなって裸の自分で勝負しなければならなくなるということなのだ。

自分が何を持っているか、相手に与えることができるのかということは、自分が何を発信してきたのかということ。今はそれをウェブに残しておくことができるので、強力なツールなんだよね。

この本に書かれていることをボクも実践したいと思っているけど、それが中途半端になっている。まだボクは意識がたりないんだろうな。この本にある壮絶などん底の状態を読んでいると、お前にそんな覚悟があるのかということを突きつけられている気になってくる。

あ、ボクが事業を起こすということじゃないですよ。こういう仕事をしている以上、自分をブランディングするってことは常に考えていないといけないわけで。その意識がまだまだ低いなあということを思い知ったのです。