名古屋市芸術創造センターで「KENTARO KOBAYASHI SOLO PERFORMANCE『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』」を観る。小林賢太郎さんのスキルが全部入りの、不思議な物語でした。


自分へのおみやげは、マスキングテープとポストカードセット。使い道はあとで考えよう。

小林賢太郎公演 マスキングテープとポストカードセット

できること、全部入りだった!

小林賢太郎さんと言えば、最近の舞台ではスクリーンに映した絵の前でのパフォーマンスやパントマイムが定着してきています。今回の舞台は、今までのパフォーマンスが全部入った感じ。

この公演は東京の下北沢を皮切りに、パリとロンドンで演じられたものが戻ってきたものです。海外公演から戻ってきた作品は、のびのびとした印象でした。

小林賢太郎さんの公演がどういうものかとは、ご本人も話されてたけど、ひと言で言えない。説明しづらいものだから、爆発的な盛り上がりはない。それでも、たくさんのお客さんが観に来る。

小林さんは「おもしろいものを作っていれば、絶対に鼻のきく奴が嗅ぎつける」を信条にしている。なるほど…。やっぱり、発信をすることが大事だよなあと強く思いました。

名古屋には劇場が、相変わらず少ない

この公演、名古屋市芸術創造センターの招へい公演だった。だからできたのかな。相変わらず名古屋の劇場の少なさは続いていて、今回も火曜・水曜の平日に3公演。土日を絡めない公演日程は辛いね。今回も泣く泣くあきらめた人がいるもの。

名古屋市芸術創造センターの招へい公演だった