愛知県の大府市民体育館で、知多メディアスネットワークが主催する「メディアスまちフェス」の総合司会を務めました。メインステージで、ボーカルコンテストとキッズダンスコンテストの進行をしました。

ケーブルテレビ局のこういうイベント、ボクは他の人とはちょっと違う思いがあるんです。

今回のボーカルコンテスト、キッズダンスコンテストともに、グランプリを発表した時にホント喜んでた。テレビ収録もしてましたが、きっといい表情だったろうな。

こういったケーブルテレビ局の催しって、若い世代を応援するって目的もあるんだよね。そして、そのことにボクは思いを感じます。

それが、ボクの出発点もケーブルテレビだったから。高校1年生で夏の高校野球の地方大会の実況を始めたんです。当時はまだ高校野球の地方大会を地元ケーブルテレビ局が中継するなんて珍しい話。そこに「高校生が野球をするんだから、実況も高校生で」って話になったらしいんですよ。

その話が回り回ってボクのところに来て、やったのが始まり。そこからスタートしたのが、ボクのキャリアなのです。

いわば、ケーブルテレビ局が発掘しようなんて気にならなかったら、人生は大きく変わっていたんです。だから、こういうコンテストでグランプリを取ったり、出場したことがきっかけとなる人だっているはず。

「あれが出発点だったな」と思う人が出る可能性がある以上、ボクは思いを込めて、自分のできることをしているつもりです。

「メディアスまちフェス」2016年看板