109シネマズ名古屋で「オールド・ボーイ」を観る。観るのを勧めたい! でも、簡単におすすめできない! 両方の感情がまざったまま、しばらく席を立てなかった。エンドロール中に席を立った人がいたけど、よく立てたなあ。

映画「オールド・ボーイ」公式サイト 6月28日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー

1993年、広告代理店重役のジョー・ドーセット(ジョシュ・ブローリン)は泥酔して街をさまよっているところを何者かに拉致され、気が付くと見知らぬ一室に監禁されていた。理由もわからぬまま、気が狂うような生活が20年も続いたある日、彼は突然解放される。監禁中に妻殺しの汚名を着せられたジョーは、自分を陥れた者を突き止め、復讐(ふくしゅう)を果たすべく動きだす。

引用元:映画『オールド・ボーイ』 – シネマトゥデイ

日本のマンガが原作で、2003年にはパク・チャヌク監督が映画化している。この作品はスパイク・リー監督による、パク・チャヌク監督作品のリメイク。それだけを知って、観に行きました。なので「オールド・ボーイ」の情報は全く頭に入れないまま。結果、それが正解。だからボク、観終わってもしばらく席を立てなかったんです。

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ストーリーに関係ないところでは、ジョシュ・ブローリンの体つきの変化と、予告編にもある格闘シーンの見せ方。体つきは全く別人に見えるし、格闘シーンはいい意味で長く感じました。まだ敵が出てくるのか!

20年間監禁された復讐を果たすべく動くんだけど、なぜ監禁されたのかという理由が明らかになると…そして、ラストが…。ああ、観て欲しい! でも、拷問のシーンがちょっとキツいかもしれないので、そういうのが苦手だと辛いかも。

あと、このストーリーをアメリカの歴史とオーバーラップさせている、というのがスパイク・リー版「オールド・ボーイ」の特徴。ボクの小さいころにあった価値観はもうなくなっているなあ、ということも感じました。

原作のマンガややパク・チャヌク版の作品を読んだり観たりしてないので、それらとの比較はできない。比べるといろんな意見が出てくるだろうけど、なんの知識もないまま観ると、かなりの衝撃を受けると思います。