ミッドランドスクエアシネマで「ピクセル」を観る。懐かしの80年代がスクリーンに蘇る。当時のカルチャーを知ってる人はものすごく楽しめる。

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映画『ピクセル』 | ソニー・ピクチャーズ

地球や人類の文化ついての情報を電波に乗せて、宇宙人との交流を図ろうとしていたプロジェクト。それを宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いしてしまう。「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」と、送られた情報からテレビゲームについて知った宇宙人たちはそれらに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める。巨大なキャラクターが次々と現れ、都市をブロック化していく事態に世界はパニックに陥り……。

引用元:映画『ピクセル』 – シネマトゥデイ

宇宙人が攻めてくる理由がいいよね。ちょっと人間のエゴをシニカルに突いている気がした。宇宙人は地球人と同じ解釈をするとは限らないもんね。

エイリアンからのメッセージも、気が利いてる。たぶんこれがこの作品のキモだよね。当時若かった人が当時を思いっきり懐かしむ作品。そして、年をとって振り返った時に「あの時はバカだったねー、それが楽しかったんだけど」と振り返る作品。

当時のアメリカ文化を知っている人なら、目と耳から楽しめる。知らなくても、当時アーケードゲームをしていた人なら楽しめる。ある世代にはピンポイントで刺さる作品だ。

マリオも出てくるんだけどね。彼の扱われ方は見事だった。任天堂からはマリオのイメージを崩さないで欲しいってオファーはあったと思うんだ。マリオは敵になっちゃってるけど、敵じゃない。そんなメッセージを感じたよ。