WOWOWで放送した「囚われつかじ」。本放送ではシリーズの途中で挫折しちゃったんだけど、このたび一挙再放送してくれたので、観ていなかった回から録画して、ちょっとずつ観て行きました。

レビュー

本放送の時は番組のシステムがよく分からなかったけど、こうやって一気に観ると「あ、そういうシステムなんだ」と理解できた。エチュードの中で次のエチュードの設定をしていくから、混乱しちゃって。

ナレーションは、山寺宏一さん。通る声と滑舌のよさに聞き惚れる。ナレーションはこうしなくちゃいけない! と注意された気分。

テレビを通じて注意されたことを胸に秘め、午前はスターキャットで「ダイヤモンドドルフィンズTV」のナレーション録音。午後は専門学校で今年度最終講義。

「こうしなければならない」という決めごとは必要だけど、それだけじゃ段取りを追ってるだけで面白くない。それを踏まえていかにお客さんを楽しませるかを考えて欲しい、と最後に伝えておく。

例えば「今から会の流れを説明します」と「今からどのようにご覧いただくか説明します」という違い。言葉を受け取る側のことを考えているかどうかが分かってしまう。学生は意外と、こういう言葉のチョイスができない。

帰り道、大須を歩いていたらショップの男性店員さんからフライヤーをもらう。「すいません、カッコ良く着こなしていらしたから、ちょっと中をご覧いただきたくて…」

かつてコーディネーターさんに合わせてもらったパンツとマフラーに、去年自分で選んだコート、という組み合わせ。自分で選んだコートがうまく合っていたことに「よしっ!」と心でガッツポーズ。時間がなくてショップには入ることできなかったけど。

ポッドキャストを iPod で聴きながら、吉野家でごはん。後ろがお手洗いで、そこに小さい子供が入る。しばらくして、おばあさんだと思われる方が入って行った。

食事してるから後ろを振り返ることはしないし、ポッドキャスト聴いてるから会話もほとんどシャットアウト状態。でも、それでも聞こえて来たのは「全部出た? 気持ち悪くない?」という言葉。したくないけど、広がる想像。