月曜に観たもう一本の映画は「THE GREY 凍える太陽」。予備知識なし、どんな内容かも知らずに飛び込んだので、最後まで「どうなるんだろう?」と思ってました。

映画『THE GREY 凍える太陽』公式サイト 8月18日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

石油掘削現場で勤務する男たちを乗せ、アラスカのツンドラ地帯を飛んでいた飛行機が、大嵐に巻き込まれて墜落。オットウェイ(リーアム・ニーソン)ら、7人の男が生き残るものの、そこは周囲がすべて雪に覆われる極寒の地。一行は取りあえず南へと向かうが、野生のオオカミたちのテリトリーに足を踏み入れていたことから、彼らの執拗(しつよう)な攻撃にさらされることに。マイナス20度という寒さや、圧倒的な食料の不足にも苦しむ中、雪山を突き進んでいく彼らだったが……。

引用元:映画『THE GREY 凍える太陽』 – シネマトゥデイ

事故をきっかけに、オットウェイはそれまでの考えから180度変わって、生きるために進んでいく。普段「死にたいなあ」と思っていることの、なんて覚悟のないことか。そしてオットウェイたちに看取られて死んでいく乗客。自分が死ぬときも、オットウェイから教えられた気持ちでいようと思ったよ。

そして、オオカミから逃げながら人里を目指す中では、弱いものが食われるという自然のルールを見せつけられる。また、オットウェイが空に向かって叫ぶシーンは「ポセイドン・アドベンチャー」を思い出した。「死」というものに直面した時に生まれるさまざまな感情をこの映画で観ることができました。

自分がオオカミの群れに囲まれたら…絶対死ぬんだろうなあ。どこまで戦えるかなあ。ダメージも与えられないまま、食われていくんだろうな。あきらめた時に死はやってくるし、あきらめてなくても死はやってくる。ひとつ思うのは、死の瞬間は悔いなくいたい。そんな気持ちで迎えられるといいなあ。