武器としての交渉思考 (瀧本哲史、星海社新書)」を読んだ。簡単に書くと、交渉のやり方を学ぶ本。交渉に抱いていたイメージが変わりました。

ボク、交渉ってイヤなんです。めんどくさい、というか。家電量販店でもサッと決めちゃう。ほかの店で見積もりを取ったりとか、もうちょっと値引きしてもらうとか、オプションをつけてもらうとかしてる時間がもったいないと思っちゃうんです。でも、やっぱりそれは交渉としてはダメなんだね。

自分が有利になるために、いろんな情報を知っていないと。提示されたその条件がいいものなのかどうか、納得できるものなのかということを比較するものがないと相手だけが得をするかもしれない。

かと言って、自分のことだけを押し通してもダメなんです。相手が何を求めているのかを見極めないと、交渉が壊れちゃう。交渉は相手のことを聞くことがほとんど、のようだ。

電化製品を買う時も、やっぱり見積もりをいろいろ取ってくるべきなのかな…。「他にもいろいろ見て回ってるんですが、このお店ではいくらになりますか?」って聞けば、お店の人も嫌がらないかなあ。

たとえひとつのお店でしか買わないと決めていても、値引き交渉やオプションをつける交渉をした方がいいんだろうな。でも、値引きって言ったってそんなに思い切って引かれるわけじゃないでしょ? どのくらい値引きされれば得なのか分からないじゃない…あ、そうか、だからいろんなお店の価格を知っておくってことが大事なのか!

交渉と言ってボクがパッと思いつくのは、モノポリー。あのゲームも、交渉力がものを言うんだよね。あのゲームをやりこんでいくと、ビジネスでも役になってくるんだろうな。あ、なんかまたやりたくなってきた。誰かやりませんか?