常識っていうのは、ある時から全く変わっちゃうんですねえ。
国債天文学連合(IAU)が惑星の再定義をして、
太陽系の惑星から冥王星を外す案を可決して、冥王星が
1930年に発見されて以来の惑星の地位を失いました。
冥王星にとってみりゃ、それまで住んでた地域から
追い出された形でおもしろくないでしょうね。
もともと、冥王星の衛星だった「カロン」、
火星と木星の間の「セレス(ケレス)」、それに
「2003UB313」の3つを惑星に入れるかどうかを話し合う
ものだったんだけど、まさかの形で冥王星までも
惑星から外れちゃいました。

そこでいろいろ考えまして。前に経済アナリストの
森永卓郎さんがラジオ番組で「カロン」や「セレス」を
商標登録してみたら? と、たぶん半分冗談で言ってたものが
パーになっちゃった、とか、冥王星って、プルートでしょ、
じゃ、冥王せつな、またの名をセーラープルートの立場は
どうなっちゃうんだい? 外部太陽系三戦士から除名? とか、
ま、そもそもセーラー「ムーン」自体が惑星じゃないから、
今さら冥王星が矮惑星(わいわくせい)になったところで、ま、
そっとしとけばいいのかな、とか、ほか、いろいろ。

…こんなこと書くためにどれだけ Wikipedia を参考にしたか!
ちなみに、ここで決まった惑星の定義は「太陽の周りを回り、
十分重いため球状で、軌道近くに衛星を除く他の天体がない天体」
だそうです。