昔よく行っていた場所に、久しぶりに行きました。ルートはまあ、よく行っていたところなんで大丈夫だろう…と思ってたんですが、見事に道を間違えましてね。曲がるところを間違えて、目的地よりもずいぶん手前に着いちゃいました。そこからの道がけっこう混んでいたんで、余計に時間がかかっちゃいましたよ。

毎日の生活で記憶されていくことが多いから、こういうものがどんどん脳からこぼれていっているんでしょうか。でも、鮮明に残っている記憶もあります。これはどうしてなんだろう…と思ってたら、島田紳助がDVD「紳竜の研究」で、芸人のたまごたちに言っていたことを思い出しました。

「心で記憶したことは、忘れへんねん」

確かに、記憶に残っていることは感情が動いたことでした。暑かったり、寒かったりという物理的なことや、楽しかったり、緊張したりという内面的なことがカギになって、記憶の扉を開けるんです。メディアに記録するのもいいけど、心に記憶して自分の糧としないと、と思った次第です。

フクシア花園

【写真】趣味の園芸