はい、きょうご紹介するのは、2001年のアメリカ映画「PRETTY COOL」なんですね。脚本と監督は、ロルフ・カネフスキーです。

この映画の主人公、ハワードはさえない高校生です。勉強もダメ、あれもダメ、これもダメ、と、ダメが何拍子もそろった高校生。勉強ができないから、当然学校の補習を夏休みに受けることになるんですね。ところが、ハワードは悪知恵だけは働くんですね。自分の成績のデータを書き換えようとするんです。このあたり、こういう悪知恵が働くのは、日本でもありますね。青いガジェットキャットのお話。少年は、ロボットが出した道具を、あんなことができたらいいな、と自分の好き勝手に使いますね。

お話を戻しましょう。ところが、そこで大きな大きなアクシデントが起こるんですね。そのアクシデントがあってから、ハワードは…なんと、超能力が使えるようになるんですね!

それからはもう、ハワードのやりたい放題。クラスメートに超能力でエッチないたずらをしたり、先生にも超能力を使うんですね。この先生が、まぁー、これがセクシーなんですね。この先生にもエッチないたずらを仕掛けます。超能力が使えるようになっても、男子高校生はエロにしかその能力を使いません。これはもう、仕方のないことですね。

ところが、ひとりだけハワードが超能力を使わない女の子がいるんです。それは、ハワードが憧れている女性、ティファニーなんですね。彼女にだけは、自分の思いを、超能力を使わず、素直に伝えようとするんですが、さあー、果たして、どうなるでしょうか。ちょっとおバカで、甘酸っぱい思い出がよみがえる青春コメディです。

はい、もうお気づきでしょうが、この「PRETTY COOL」、邦題は「超能力学園WxY」と言います。日本で「超能力学園Z」という映画は「Zapped!」と言います。こちらは、1982年のアメリカ映画。その続編は「Zapped! Again」と言って、1989年のアメリカ映画です。10年以上経ってから、「PRETTY COOL」ができたんですね。

それでは、「超能力学園WxY」、ごゆっくりお楽しみください。またあとで、お会いする…ことはないです。