ニュースに触れていないと、浦島太郎の気分を味わえるということが分かりました。朝に新聞を読んで以降はまったくニュースを見たり聞いたりせず、さらにその途中に仮眠を取ってから仕事先に行ったら、受付のテレビの音声がやけに騒々しい。フロアについてテレビを見た瞬間! そのときですよ、そのとき! 「ん? え? なに? どした? …ボクが知らない間に、この世に何が起こったんだ!」という不思議な気分を味わえるのは。特にこの時期、夕暮れに仮眠を取ると、日没が早いことも手伝って効果倍増。演技の勉強をしている人で「ここはどこ? 私は誰?」という感情を探りたい方は、ぜひお試しください。こういう感情を引き出しにしまっておいて、必要な時に取り出してくるんですね。