分かった口を叩くな、とも言われそうですが、それでもあえて言おう、「仕事がもらえるかどうかは技術よりもかわいさである」と!

…えーっと、「あえて言おう、~である、と」って、どんなアニメキャラのセリフでしたっけ? ま、それはともかく、これだけのキャリアを積んでくると、仕事がつくかどうかって、やっぱりかわいいかどうかなんだよなあと思います。下の世代を見ていると「実力的にはこっちだけど、こっちになったということは…ああ、かわいいもんね、納得」なんてことばかりです。

ただ、誤解しないでもらいたいのは「かわいい」って容姿だけじゃないんです。人なつっこいかどうか、とか、にくめない、とか、そういう人間的な魅力も含めて「かわいい」ってことです。そして、これを持って生まれた人は、よーい、ドン! でのスタートダッシュがすごいのね。いきなり仕事がついちゃうっていうか、そういうこと。こういう人をライバル視してしまうと、ボクみたいなかわいくないタイプは焦ってペースを乱してしまいます。

それに、このかわいさって簡単に身に付きませんよね。身に付いてないとただ媚びているようにしか見えない。逆効果です。また、かわいさはスタートダッシュや最後の決め手にはなるだろうけど、最終的には実力も大事になるのは言うまでもないことです。

うー、サラッと書きだしたもののこの「かわいい論」ってけっこう深いかもしれないなあ。「隙を見せる」とか「失敗談を話す」とか、いろいろ置き換えられそうだ。興味のある人がいたら、語り明かしたいものです。