起きたら午後2時だったときの、世界の終わり感たるや。前日雪が降ったこともあり、まさにスノーマジックファンタジー。

しょうがないんですよ、朝7時前に寝てたら。それも、夜明けまでスプラトゥーン2をやってたら責められてもしかたないですが。……いや、やってたなあ。

待って! 待って! 聞いて聞いて。帰ってきて部屋を暖めるまでの、数十分ですよ! 冷え切った部屋で寝るのは、寂しいじゃないですか。夜勤から帰ってきてからの、ささやかな幸せですよ、暖めた部屋で寝るのは。

2日連続夜勤の、2日目。1日目が終わった時の睡眠時間が、3時間くらい。事務所からの電話で起きちゃったんです。夜勤明けだって知ってるはずなんだけどなあ、と思いながら、放置。だって、そんな時に電話に出たって、頭回らないもん。

普通は一週間のビジネスの始まりである月曜の朝だって、こっちはその始まりを見届けてから寝てるんだから。頭が回りはじめたところで、留守番電話に残ったメッセージを聞いて、かけなおしました。

電話でのやりとりって、ひと昔前では当たり前のことだったんだけど、今はそれが嫌われることもあるんだってね。貴重な時間を電話に取られたくない、って。「電話っていうのは、こちらの都合に関係なく割り込んでくる。作業の手が止まってしまい、効率が落ちる!」って言ってる人、いるよね。

電話する時に「もしもし」というあいさつは、30年前には当然だった。今はそれに「今いいですか?」とつけるようになった。携帯電話ができて、相手がどこにいるか分からないから、今電話ができる状況ですかという確認をするようになった。

その時代を経ての「電話をするのは失礼」という感覚。メールやチャットでいいじゃないか、という、ビジネスマナー最前線。賛否はあるでしょうが、ボクのように人から隠れるような生活をしているタイプには、助かる……って、隠れてるんじゃない、人がいない時間の依頼が多いからだ。

顔の見えるオフィスで、なんでメールやチャットをするんだ、声かけりゃいいじゃないかって気持ちも分かるけど、みんなパソコンに向かって何かをしているからねえ……。作業の手を止めてしまうことを考えたら、デスクにそっとメモを置く感覚でメールやチャットをした方がいいんじゃないか、って思うよね。

あ、そのパソコンで何をしているかは知りませんよ! プライベートな旅行をするために予約をしているかもしれないし、ネットニュースを読んでるかもしれない。それでも、その人が見ている画面に届くのは、便利だ。

ああ、話が脱線して600文字を超えてしまった。

というように、浅い眠りのまま2日目の夜勤に入ったので、どうやら体は疲れていたようだ。その結果が、きょうの午後2時起き。

それでも、8時間は寝ていないので、寝過ぎという感覚ではない。ただ、やってしまったという気持ちは、不思議とある。貴重な一日をムダにしたって、思ってしまう。夜明けまで動いていたのに。

何が言いたかったって、そうやってたまに昼過ぎに起きるのは、時間の貴重さを確認できるからいいですよ、ってことだったのに、なぜか違う方向に話が進んだなあ。