109シネマズ名古屋で「るろうに剣心 伝説の最期編」を観る。前作を観た時に思った通り、閉じられた空間での戦いは迫力あった。どうせなら早くそこにいって欲しかったなあ。

映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』公式サイト

海を漂流し流れ着いたところを、剣術の師匠である比古清十郎(福山雅治)に助けられた緋村剣心(佐藤健)。その後剣心は、山中で居を構え陶器作りに励む師匠に対し、飛天御剣流の奥義を教えてほしいと懇願する。一方、甲鉄艦・煉獄に搭載した大砲で一つの村を襲撃した志々雄真実(藤原竜也)は、政府に対して剣心を指名手配し、捕らえて処刑するように求める。

引用元:映画『るろうに剣心 伝説の最期編』 – シネマトゥデイ

あのアクションシーンを観ることができて満足です。正統派の殺陣が成立しにくくなっている今、剣を使った日本のアクションの撮り方はこうなっていくんだろうな。

佐藤健さんが演じる剣心の表情には、相変わらずドキッとする。鬼気迫っている時の剣心には、心が穏やかな時とは全く別の顔。

「京都大火編」も、この「伝説の最期編」も、溜めて溜めて溜めて溜めて最後にドーン! というタイプの作品。アクションシーンでより爽快な気分になるために、それまではどちらかというと地味な展開が続いていく。「京都大火編」では「まあ、次があるからなあ…」という気分だったんですが「伝説の最期編」では「これこれ、こうでないと!」という気分でした。

それが観られたので納得はしましたが、できるならそれをもっと早い段階で観たかった。溜めて溜めて溜めて溜めて…というのが長くて、せっかちなボクは「まだかなあ」と思ったのです。