2017年7月12日は、名古屋に大雨が降った日。その日はラジオ局に夕方から行って、情報を読む日。

前半は被害が広がっていく様子を、後半は事態が収束していく様子を、情報として入れ続けたのです。

気象警報や高速道路の通行止めなど、読むべき情報をルールに基づいて入れていく。しかし、ビックリしたよ。冠水で通行止め、なんて、あまりないから。

豪雨
(※これは当日の写真ではありません)

長くさせてもらってるんで、いちいち原稿に起こさなくても読めるようになった。今回は、スタジオに入って数秒後に読み始める、ということもタイミングによってはありました。

特技なんだけど、ほかに生かせない特技。プロフィールにも書けやしない。「特技は、箇条書きになってるものを原稿化して読むことです。なんだったら、指定された秒数におさめることもできますよ」なんて言っても、この業界では「当たり前だろ!」って言われるし、ほかの業界では「はあ……で、ウチでは何の役に立つんですか?」と言われるだけ。

ラジオ業界に入りたくて、徹底的に生活を最適化してきた。そのおかげで今があるんだよなあ。

ラジオ局から帰るときは、アスファルトがややぬれていた程度。このあたりも、強い雨が降っていたはずなのに。雷も鳴っていたとはとは思えない。

いや、実はあの豪雨は夢だったんじゃないかとさえ思う。夜通しだったんで、頭がぼーっとしてるからね。

……あ、違う! お腹空きすぎたからだ! 財布をカバンの中に入れるの忘れて、ご飯をちゃんと食べられなかったし。財布がないだけで、こんなに心細くなるんだなあ。