J2リーグ、名古屋グランパスがここ3試合のリーグ戦で16得点と大爆発。ただ、9失点なので得失点差はあんまり伸びていない。それでも、プラス7ではありますが。

7対4、5対2、4対3と、プロ野球のようなスコアが続いてます。この攻撃力、一回流れを止めてほしい。ボクが実況をする時に止まったら、ボクのせいじゃないかとプレッシャーを感じる……というのはあまりにも個人的な思い。このまま得点を取り続けてくれればいいんですよ。

先日の第28節、町田ゼルビア戦を観ていて思った。サッカーの戦術はスプラトゥーンにも応用できるのではないだろうか。

スプラトゥーンもサッカーも、陣地取りゲームと考えた

スプラトゥーンのレギュラーマッチは、陣地取りゲーム。地面に色を塗っていって、どっちのチームが広く塗れるかを争う。

サッカーも、ボールがある地点からゴールラインと平行に線を引けば、どっちが多く陣を取っているかということがいえる。相手のゴールに近ければ多く陣地を取っているし、自分のゴールに近ければ、その逆。

前半、グランパスがゼルビアのサイドに押し込んでいたときは、グランパスが陣地を多く持っていた状態。後半は逆に、ゼルビアが陣地多く持ったので、グランパスが劣勢になった。

スプラトゥーンも同じで、前線が自チームのリスポーン地点よりも遠ければ有利だし、近ければ不利。ボクも何回相手に押し込まれたことがあったか……。

ああいうときは、辛いよお。相手チームのメンバーを倒しても倒しても、後ろからやってくるからね。陣地を広く持っているから自由に動き回れる、前線への上がりも速い、と解釈してください。

テンタクルズのパフォーマンス

塗り進んでいくか、一気に前に出るか

スプラトゥーンのレギュラーマッチのスタートは、自チームのリスポーン地点から徐々に塗っていくのがいいか、一気に前線に出て塗り固めたほうがいいか、どっちだろうと考えた時に、サッカーの動きが参考になる。

押し込められたら、窮屈になる。相手が自由に動き回れるぶん、不利になる。なので、基本的には前線を自チームのリスポーン地点から遠いところに置くのがセオリーかな、と今のボクは思います。

相手チームのメンバー構成や立ち回り方によっても戦略は変わるけど、相手が多く塗った後の巻き返しはきついので、ボクとしては前線を上げておきたいところです。そして、あまり前線を押し上げすぎると、自チームのメンバーの多くがやられちゃったときに相手が一気に塗り進んでくるので、ほどほどがいいかも。レギュラーマッチ、最後の最後まで気が抜けないからなあ。

そして、劣勢を挽回できるのは個の力。ゼルビア戦でのグランパスの決勝点を演出したのは青木選手の突破だったもんね。スプラトゥーンでも、自分がああいう突破ができるように練習したいものです。今、平気で5連敗とかする時あるもんなあ……。