生まれてから2064週目の、短い記録。

1月1日(木)

昼過ぎに雪が降った。波乱の年明けの予感。届いた年賀状の枚数が若干少なめなのは、ギリギリに投函した人が多いからだろう。最近は元日だけ休んで、2日から営業するお店も多くなっている。年末はギリギリまで仕事して、年始はそうそうに仕事を始めるとなると、いったいいつ休むことができるんだろう。

1月2日(金)

一週間に映画を1本観る生活も5年目に入った。映画「毛皮のヴィーナス」を観る。虚と実、支配と非支配がスクリーンで交錯する。初売りに顔を出し、立ち飲み屋で初飲みをして、喫茶店でお茶をする。正月2日から営業しているお店の恩恵を思いっきり受けた。正月っぽいというより、休日っぽい日だ。

1月3日(土)

東海ラジオ詰め。今日から仕事始めではあるのだが、世間は正月休みが続いている。栄の繁華街も、いつもよりやや賑わっている感じがした。その喧騒を抜けて、静かな放送局に入る。正月休みに関係なく日常が続いている場所がここにもあった。いつも過ごしている場所での週末が、今年もスタートした。

1月4日(日)

東海ラジオ詰め。「肩書き捨てたら地獄だった」読了。「なぜ『会社』と『国』に頼れなくなったのか」という章があったが、別の書籍「日本人が一生使える勉強法」では、日本型の経営が見直されているという内容があった。逆のことを言っている気がするが、システムとマインドの違いなのだろう。

1月5日(月)

ボクモで朗読イベント。朗読中に団体のお客さんがやってきてテーブル席が埋まり、いっそう賑やかになった。賑やかだから聞かれてないだろうと思ってはいけない。聞かれていないようで、ちゃんと聞かれているのだ。喧騒で言葉が聞き取りにくくても、空気のようなものは伝わる。表現ってそういうものだ。

1月6日(火)

メディアスエフエムで生放送。正月太りとは縁遠かった今年、体重は前日から1.2キロ減って53キロ台になった。前の日ほとんど食べていないから当たり前だ。仕事の合間に食事をするのが得意ではないので、つい簡単なものですましてしまう。サッと食べられて、しかもおいしいお店を開拓したい。

1月7日(水)

お昼にたまたま入ったカフェで七草粥が出るということなので、注文する。毎年正月になると日本の年中行事をきちんとやっていこうと思うのだが、いつも七草か鏡開きで挫折してしまう。七草と一緒に出てきたのは、サンマ定食。定食のサービスとして七草粥がついてきたのだが、白米と粥は食べ過ぎか。