お土産をテーマに3時間半のおしゃべり。きょうのパートナーの松浦智美さんは、小さい頃は赤福が苦手だったそうだ。

赤福と言えば、伊勢の名物。ふたを開けると、いっぱいに敷き詰められているあんこの紫色が目に飛び込んでくる。……あんこを紫色、なんて風情のない。なんかあるはずだ、日本ならではの色の名前が。

…あれ、あずき色、でいいの? いや、もっとこう……なんというか「さすが!」って思わせる色の名前を探してたんだけど。

悔しいので、検索した。大阪・四天王寺の茜丸本舗にサイトに「おいしいあんこは藤紫色」って項目を見つけた。おお、いいね、藤紫色か!

あんこ|茜丸本舗

CMYKだと、C=50, M=100, Y=55, K=0 くらい、か。TUBUCOLOR っていうアプリがあるのか。

TUBUCOLOR

そんなことはどうでもいいんだ。赤福が苦手、って話だ。

松浦さん、赤福が苦手で、あんこを取って食べていたそうだ。それはもう、餅、じゃないかなあ。

でも、赤福の餅って、意識してなかったけど、いい味な気がする。売ればいいのに。赤福のあんこなし。赤福に対抗して、白福。

と思ってたら、お伊勢さん菓子博2017で限定販売してたのか。白小豆を使った赤福。……うん? ということは、あずき色って白にも使える言葉?

いやいや「白」あずき、って言うんだから、特別なんだ。あずき色はやっぱり、紫系の色のことを言うんだな。

仕方ない、こうなったら自分で作ろうか。赤福のあんこを取って、もちだけ食べる。……あ、取ったあんこ、どうしよう?

捨てようか、いや、もったいない。そうだ、そのあんこを一口大に丸めて、冷蔵庫で冷やしましょうか。赤福のあんこ100パーセントの団子。おいしそうだ。

シティボーイズのライブでもあったじゃないですか。びん詰めジャムのふたについているジャムを、こそいでこそいでひとつのびんに詰めた「びんぶたジャム」。あれと同じ感覚。

「びんぶたジャム」のびんのふたについたジャムを、こそいでこそいでひとつのびんに詰めた「びんぶたぶたジャム」も、あったよね。

という、着地点のない話。ラジオではだいたい、こんなことを考えてます。あとはその場の流れで何を出すか決めるんだけど、びんぶたジャムの話は分かる人が少ないだろうなあ。