映画「ソーシャル・ネットワーク」観てきました。 facebook を作った男の物語ですが、ハッピーなストーリーではない。それは予告編からも感じてました。

facebook の映画だー! と思って観に行くと「いやいや、そうじゃないからね」って映画に言われてしまいそう。 facebook というツールはあくまで媒介で、その周りの人間模様を観る映画なんじゃないか、って自分に言い聞かせても、どこかにある心のしこり。たぶんね、ボクは facebook が生んだ人間の温かいコミュニケーションの話が観たいんだと思う。コミュニケーションの新たな可能性を作ったのに、身近のコミュニケーションがうまくいかなくなっていくのはなんという皮肉なんだ。

あと、思ったのは「すでにあるところから話はスタートするんだなあ」ということ。だって、もうコンピューターはあるし、ブログもあるんだよ。大学生が普通にパソコン使ってるんだよ。そりゃ、2003年から話が始まってるから当たり前なんだけどね。パソコンが爆発的に普及して、インターネットが広まって、というように「なかったものが生まれてきた」を経験してきたボクとしては、これに相当ビックリしました。それだけ時代は流れたのですよ、オリデさん…。