TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「ヤング≒アダルト」を観る。37歳の女性作家が、妻と生まれたばかりの子どもがいる元カレとの関係を修復したいと奮闘し、最後は…という物語。イタイ女性でしょ? うん、観てて痛々しかった。

冒頭から「あー、これはイタイわ…」というシーンが続く。特にそんなことを言うセリフはないんだけど、カットのひとつひとつで表している。自分の部屋で Wii Fit やってるところなんて、普通のシーンだけど、なんであんなに痛々しく見えるんだろう。

たぶん、古い友人に会う時の衣装がキレイだからなんだろうな。プライベートの時とのギャップが…。でもねえ、表に立つ職業の人たちの日常も、たぶんこんな感じなんじゃないかなあ。

華やかに見える仕事も、ひとりで過ごす時間は寂しいものだと思いますよ。案外、遊び相手がいなかったりしてね。年齢を重ねると結婚して子どもが生まれたりするから、ますます生活時間が合わなくなったりするだろうし。こんなふうに、平日の朝からひとりで映画を観ている生活してると、そのあたりがちょっと分かる気がする。

帰ってきて、部屋の整理をちょこちょこしながらあしたのJリーグ実況の準備。あー「ヤング≒アダルト」のシーンがフラッシュバックする…。