土曜日のラジオで紹介した、岐阜県羽島市の「みそぎだんご」。上半期の最終日の6月30日に、残り半年カゼを引かないようにと食べるものです。あんこが中に入っただんごに赤味噌がかかっている! これはなんて「桃太郎電鉄」が似合いそうな食べ物なんだ!

この情報を Twitter に流したら、やっぱり桃鉄の作者、さくまあきらサンが興味を持たれた。どんな味なのか、ボクも気になる。あ、きょうは6月30日! 行くならきょうだよ!

名神高速を使って、羽島市へ。 iPhone のカーナビアプリはホントに便利だ。これ買わなかったら、こんなに行動的になってないと思う。道が分かるって、こんなに安心できるんだね。

岐阜羽島インターを下りて5分ほど車を走らせる。一件目は「みやこ屋」。1本にふたつ、みそぎだんごがついているんだ。では、初みそぎだんご、いただきます!

…うわあっ! なんだこれ! おいしいじゃないかっ!

赤味噌とあんこ、ふたつの味がもっとはっきり分かれていると思ってた。ところが、口の中で絶妙にあわさっていく。香ばしい赤味噌と甘いこしあんが合わさると、こんな味わったことのないものになるんだ!

赤味噌独特のくどさが薄まり、こしあんの甘みもそれほど前に出てこない。違う色の絵の具を2色混ぜたら全然違う色になる、あんな感じです。

このあとも「黄金堂」「ダンゴス羽島店」と回って、みそぎだんごめぐり。「黄金堂」はこしあんではなくつぶあんを使っていて、3軒目の「ダンゴス羽島店」はショッピングセンターの中にあった。どのお店もそれぞれの特色があるけど、赤味噌とあんこの絶妙なマッチングは変わらない。お店によっては来月も売っているところがあるので、まだ味わうチャンスはあります。

せっかくなので、八剣神社に行ってみよう。きょうはここで「みそぎ神事」があるらしい。みそぎだんごはもともとこの時に食べるもので、本来6月30日しか食べることができなかったみたい。

茅の輪があったので、くぐってきた。これで上半期はおしまい。下半期を気持ちよくスタートできるといいな。