朝から専門学校の卒業審査会。2年間学んできた成果を発表する機会。できていると判断すれば合格だし、ダメならば不合格。今年はきょうの発表以外に、後日もう少し審査される項目があるので、これですべて終了、というわけではない。

去年、ボクはこの会には呼ばれませんでした。ボクの担当しているコースを受講している生徒がいなかったんで。2年ぶりに審査会のMCの合否判断をしたんですが…。ま、今年はまだ挽回できるチャンスがあるんで、なんとか気を入れ直して欲しい。

過去、不合格を出していたのは企画構成の詰めが甘いってことで不合格を出してました。今回はそういうことじゃなかったので、がっかりしたと言うか、重い気持ちになったって言うか。

過去のやり方を変えて、MCに打ち込めるような内容にしたので、いいパフォーマンスを発揮してくれると思ったんだけどねえ。普段通りの力は出せていたんだけど…。

卒業制作に打ち込める期間中にもう一回押さえておいた方がよかったのか、いや、そもそも授業でアドバイスしたことがあったはずだし、あえてもう一回確認しなきゃいけないこともないだろう。結局、こちらが2年間教えてきたと思っていたことがあまり届いていなかったという、辛い結果だったのです。

なんか、自分がこうだと思って教えてきたことが間違いだった、とも言われているような気がして。なので、今回は今までとは違う気の重さがあるのです。そして、MCがしたいという人が集まったコースが今年度で終わりで、有終の美を飾ることができなかったということは、長年教えてきたことも否定されたような気になっちゃうんですよ、ボクは。