109シネマズ名古屋で「ラストスタンド」を観る。アーノルド・シュワルツェネッガーの俳優復帰第一作。キャリアを重ねた人にしかできない、深みのある役は彼にピッタリでした。

極悪犯コルテスを極秘で護送する車が、彼の仲間たちに襲撃される事件が発生。時速400キロメートルという圧倒的スピードとパワーを誇る車を駆り、コルテスらはメキシコ国境へ向けて爆走する。FBIはパトカーやヘリコプターを駆使し総力を挙げてコルテスを足止めしようとするが、最新鋭の銃火器を備えた彼らに太刀打ちできず、追跡隊は壊滅状態。コルテスたちの進路となっている小さな田舎町で保安官を務めるオーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、町にある武器をかき集め、住人らと共に迎撃の準備を整える。

引用元:映画『ラストスタンド』 – シネマトゥデイ

役者のキャリアと、役柄のキャリアが見事にシンクロしてる。予告編の「Old(年かな)」もそうだし、本編に出てきたセリフも。若い頃は憧れるところも、キャリアを積んだ後に見たらそうでもないかもしれないなあ。…そう思うのも、オーウェンズという役を借りてアーノルド・シュワルツェネッガーが言っているように見えたからかな。

もっとシリアスに進むかと思ったんだけど、コミカルな部分も多かった。シボレー コルベットZR1のカーアクションもカッコいい。田舎町ならではのところをカーチェイスするのも、シリアスなんだけどどこかコミカルに感じた。

観る前までは構えていたんだけど、だんだんリラックスして観ました。まるでシュワルツェネッガーさんに「まあ、そんなに構えないで。肩の力を抜いて」って言われているようでしたよ。