きょうは披露宴。当日は会場に行くだけだから、楽。

列席者が見渡せるところが定位置。見ていると、どことなく緊張した空気。それでも宴が進んでお酒が入ってくると、だんだん緊張もほぐれてきた感じ。お開きのときはあったかい空気になって、よかった。

気分的にはここで書くのを止めて「どういうことだ?」と謎のベールに包んでおきたいんだけどね、結婚の話題だけに。うまいっ! いや、そうでもないぞ。むしろボクが高砂に座ってるとは想像してもらえずに、列席者のひとりとしての想像をされたかもしれない。「当日は会場に行くだけ」なんていうのは、実際に経験した人でないと分かんないし。…なんて話を続けていくと、どんどん脱線していきそうだ。

昼過ぎから、披露宴の音響で会場入り。音楽はすでに用意してもらってるので、司会の方からタイミングを聞いて、その通りに流していく。

司会だったり音響だったりスタッフだったりと、いろんな形でレストランウエディングに関わってると、披露宴の流れも分かってくるわけです。さて、自分がもてなす立場になったときのことを考えてみると…。なんか、ブライダルプロデューサーといっしょになって構成を考えていそうだ。「お客さん、詳しいですね」「いや、こういう仕事をしたことあるもんで…」そんなこと言ったら、スタッフは嫌だろうなあ。「この人、披露宴のこと詳しいからミスできないぞ」なんてプレッシャーになったりしてね。

たぶん、奥さんになる人に「どんなことしたい?」って聞いて、それを落とし込んで、流したい曲もあるかどうか聞いて…。それを打ち合わせのときにきちんと話して。「お客さん、詳しいですね」「いや、こういう仕事をしていたことあるもんで…」あー、やっぱり式場の人は変なプレッシャーを感じるかもしれない。

あ、奥さんになる人から「なんか仕事っぽくって、自分のことみたいじゃなくて、イヤ」なんて言われそうだ。えー、だってしょうがないじゃない、こういう性格なんだからさあ! 寝ても覚めてもこんなことずーっとやってるから、体の芯まで染みついちゃってるんだよう!

…まあ、来世のことを今から心配しててもしょうがないんだけどね。