先週の木曜日、ミッドランドスクエアシネマで「アウトレイジ ビヨンド」を観ました。それぞれが一番いい思いをするために行われる駆け引き。暴力の描写が多いかと思ったけど、頭脳戦でした。

映画『アウトレイジ ビヨンド』公式サイト || 大ヒット上映中

5年前、ヤクザ界での生き残りを懸け壮絶な権力闘争に明け暮れた暴力団「山王会」は関東の頂点を極め、政界にまで勢力を広げていた。彼らの壊滅を目指す刑事の片岡(小日向文世)は、関西最大の「花菱会」と対立させるべく策略を練る。そんな中、遺恨のある木村(中野英雄)に刺されて獄中で死んだはずの大友(ビートたけし)が生きていたという事実が持ち上がる。その後、出所した大友だったが……。

引用元:映画『アウトレイジ ビヨンド』 – シネマトゥデイ

「こいつはこの理由からこいつに向かっていって、こっちのこいつはこういう理由で向かっていくんだ」という、山王会と花菱会と刑事の三すくみを観ているのが楽しい。

途中、ふっと思ったのは「これ、刑事ドラマみたいだなあ」ということ。なにか事件が起こって、それが解決に向かっていくために説明されていく様子が似ているなあと感じたんです。お話の筋に、気持ちよく乗っかっていく感じ。

登場人物の関係がどんどん提示されていき、変化していくっていうタイプのストーリーが好きな人はぜひ観ていただきたい。ボクはそこを一番楽しみました。