きょうも高校で授業。連日、朝から授業をするのは生活リズムが整って、いいね。ただ、きちんと起きるために夜は早く寝なきゃいけないことも事実。起きていればあれもできる、これもできると思ってしまうのは、すっかり身についてしまった夜型生活のせいか…。

そして、一日学校にいると自分が先生になった気になる。いや、先生なんですが、なんというか、普通の生活になるといいますか、感覚がリセットされる感じになります。普段どれだけ特殊な世界にいるのかを思い知らされる。夕方くらいから仕事が始まる生活って、朝から仕事をする人は想像しにくいでしょ? そういうことです。

で、高校を出て歩き始めると、だんだんいつもいる世界の感覚になっていくんです。これは不思議だ。大須で服を買って、栄のロフトで文具買って、名古屋駅まで歩いて、連日のシネマスコーレへ。

今日観たのは「監督失格」。女優・林由美香さんの魅力を前半でたっぷりと感じたあと、彼女がなくなる場面で味わう喪失感。彼女が亡くなっていることが分かる場面は、演技でも演出でもない、そのままの映像。スクリーンから感じられないのは、死後から時間が経っている部屋の匂いだけ。

ボクが観た回は男性が多かったけど、この映画、女性が観たらどう感じるんだろう。ぜひ聞いてみたい。

名古屋駅に向かう途中通った地下街のエスカはすでにテナントは閉まっていた。そして、通路の天井はクリスマスのデコレーション中。えっ、遅くない? と思ったけど、そうか、やっとひと月前なのか。