午後、専門学校で講義。今年度からアナウンスを教えています。34人の個性を受け止めていると、なるほど、ここが弱いのかということに気がついて、面白い。

専門的な話になって恐縮だけど、二重母音とか、半母音とか、そういうものが弱いんだなって思います。興味のある方はまた聴いていただくとして、これをまとめれば本が一冊書けるかもしれないなと思うくらい。そんな中で「これも治るかしら?」と思ったのが、舌っ足らず。

舌っ足らずの人の発音を聴いていて思うのは、柔らかさがなくて、硬い音になっているということ。普段意識してないけど、ボクたちって柔らかい音を使ってるんですね。それが、舌っ足らずの人はうまく使えてないのかなあ、と。鼻から出る音というのがあって、それが出てない感じ。

音の出し方を意識すれば大丈夫だと思うんだけど…。もうちょっと専門学校でアドバイスをしてみよう。

事務所でもレクチャーをした後、朗読ライブ。iPad に入れた物語を読む。USTREAM でも生中継。きょうはいろんなところから見ていただいて、延べ人数で最多記録更新。ありがとうございました。