ものすっごい寒い中、那古野(なごの)を歩く。普段歩くことのないこのあたりに来たのは、新しくオープンした蕎麦屋にごあいさつに行くため。その店長、前の店から独立して、自分の店をオープンさせたのです。

ただ、この時期に予約なしで行ったのは当然失敗だったわけで、お店は満員。1時間くらいしたらまた来ます、と店を後にして那古野を散策。

京都・西陣の路地を歩いた時と同じような雰囲気。数十年、あるいは100年近くの生活の営みが染み付いてるなあ。しばらく歩くと、中華料理屋さんがあった。

まるで「孤独のグルメ」に出てきそうな雰囲気。中に入ると、左には大きな厨房。正面から右に向かって座席が広がっている。ざっと見回して、40人から50人くらいは入ることができる、広い間取り。

 

次があるから、あまりたくさん食べちゃダメだ。ビールとニラレバ、餃子、そしてイカ団子を注文。出てきたイカ団子、100%、イカ。衣が薄くて、イカの食感をたっぷり味わう。

1時間経って、お店に戻る。席が空いていた。蕎麦の前に、日本酒をいろいろ。厳選しているだけあって、どれもおいしい。そして、蕎麦。前の店に比べて、はるかにおいしい。

独立して、やりたいことができているのが、この蕎麦の味からも分かるなあ。自分の思うようにできるっていうのが、いいんだよね。もちろん失敗するとダメージは大きいけど。

お店オープンのご挨拶はハガキでいただいてたけど、なかなか行くタイミングがなかった。なんとか年内に行けて、よかったなあ。