JR東海のICカード、 TOICA の残高の下ひと桁が「1」になっている。最後が1円になるように買い物をしなければ、これはゼロにならない。そこで、電車に乗る前に駅構内のコンビニ、ベルマートに入って、1円の端数を切るようにお買い物チャレンジ。

まず、フリスクをカゴの中へ。これが199円。1円にするには9引く1で、最後の桁が8円のものを買えばいいんだな。ところが、店内を見てもなかなかピッタリな商品はない。ほとんどの品物の最後の桁はゼロ。意外と難しいなあ。

最後の桁が1円になるように買い物をするんだ、1円、1円、1円…。そんなふうに考えてたら、だんだん「1円」ということだけが頭の中で大きくなってきた。これだ! という値段のお菓子を見つけてレジに行き、 TOICA で精算。残高を見たら、あれ、まだ1円が残ってる! なんで?

フリスクの他に買ったのは、31円のお菓子。あ! 1円だという思いが強すぎて、つい反応しちゃったんだ! もう、全く意味のない買い物だったじゃん!

だから、フリスクが199円だから、最後の桁が8円のものを買わなきゃ…あれ? そしたら、最後の桁が7円になるぞ。計算間違えてないか? 冷静に計算してみよう。…間違いない。9足す8は、7だ…。買わなきゃいけなかったのは、最後の桁が2の品物だ…。

さっき「9引く1は8」って書いたけど、そこで「あれ?」と思った人は注意力がある、ってことでしょうか。あ、それが普通なんですね。でも「ふーん」と思った人はボクと一緒の道をたどったかもしれませんね。

結局、電車を下りた駅のベルマートでまたお買い物。今度はもう、シンプルに考える。最後の桁が1円のもの「だけ」を買うことにする。最初からそうするばよかったじゃん。だって、フリスクは欲しかったんだもん…。

141円のデザートを買って、最後のひと桁をゼロにすることに成功。よかった、これで TOICA の残高を使い切ることができる。JR東海でも manaca が使えるようになったので、残高がゼロになったら、 manaca でJR東海に乗るつもり。しかしなあ、ボクは本当にこういう算数が苦手だなあ。