豊田スタジアムでJリーグ実況。J1第7節の、名古屋グランパス対浦和レッズ戦。愛知県豊田市のコミュニティFM、ラジオ・ラブィートの「GRAMPUS BEAT」としてお届けしました。

発展途上のグランパスに対して、神様はまだ勝たせてくれない。あと30秒くらいというところでレッズに勝ち越されるんだから…。これでリーグ戦は3連敗。

この試合も先制したけど、逆転された…

先制したのはグランパス。10分に永井選手がゴールを決める。しかし、そのリードを守り切れないのが今のグランパス。64分に原口選手にゴールを決められ同点に追いつかれ、95分に原口選手に勝ち越しゴールを決められる。

サッカーは90分です。90分を超えているのは、プレーが止まっている時間に対して審判が時間を加える、アディショナルタイムのため。この時の後半のアディショナルタイムは4分。公式記録では時間を切り上げるため、95分というのは、つまり、あとちょっとで試合が終わるというところで勝ち越しゴールが生まれた、ということなのです。

グランパスに運のない試合展開

途中、本田選手がケガをしてピッチからいなくなった。代わりのディフェンダーがいないので、小川選手がそのポジションに入るという危機に加えて、永井選手がイエローカードを2枚もらって退場してしまい、1人少ない状態で戦わざるを得なくなったという、グランパスには辛い展開でした。

前節とは違って、相手からボールを奪うという気持ちの入ったプレーをしていた。神様もさあ、そういうところを見て、ごほうびとして勝たせてくれてもいいじゃないのさあ。引き分けはおろか、終了間際で負けるなんてシナリオを書くなんて…。厳しいよね、神様って。